プロフィール

 2月18日生まれ。千葉県銚子市出身。みずがめ座。漫画研究グループ“新児童少女漫画界(略称「新界」)”に所属、漫画の基礎を学ぶ。
 昭和39年、「新界」に送った作品「リリ」が若木書房へ送られ、それが採用されて『ゆめ』第2号(No.62)に掲載されて、デビュー。
 若木書房から多くの単行本を発表する一方、昭和42年、『別冊少女フレンド』4月号に「夕やけ雲はしっている」を発表して、雑誌界へ活動の場を移す。
 昭和46年『なかよし』に「黒とかげ」を連載、好評を得る。昭和56年『ボニータ』に「マジシャン」を連載、大ヒットとなった。
 現在も『ミステリーボニータ』を中心に活躍。
 平成23年(2011年)の2月から『高階良子選集』の刊行が始まり、平成26年(2014年)8月までに全23巻が発行された。
 平成26年(2014年)12月、デビュー50周年を迎え、『ミステリーボニータ』で画業50周年記念特集が組まれた。また、コミックス『高階良子デビュー50周年記念セレクション』シリーズの刊行が始まった。デビュー50周年記念セレクションは、貸本時代の作品も含め、平成27年(2015年)11月までの1年間に全7巻が刊行された。
 引き続き、平成28年(2016年)7月から『高階良子新選集』の刊行が始まり、全5巻が刊行された。
 令和2年(2020年)、『ミステリーボニータ』8月号から「引退作」と銘打った「70年目の告白〜毒とペン〜」の連載を開始、令和4年(2022年)11月号で完結した。コミックス第3巻のあとがきで、体力的な問題から「走ることを一度止める」ことを宣言。

(出典:『日本漫画家名鑑500』その他)